2017年10月25日
記憶が蘇る瞬間
想い出は何処
もう直ぐハロウインで御座ゐます由、御用意に有れや是れや御忙しき日々かと存じます。
そうした毎日の積み重ね、この瞬間瞬間はどこに消えゆくのでしょう。
まるで車窓から後ろに後ろに遠ざかる景色のようです。
其れ等は心の中に在る「想い出」という保管庫に次から次へと積み重なって圧縮され、後になって、実質のない記憶だけとなっても、確かに息づいてます。何かの折ふと、蔵の扉が開かれた瞬間 大そう懐かしく甘く胸を締め付ける輝く宝石の欠片にも思えます。
記憶の糸口
何気なく過ごした日々、時間は無情にも過ぎ去り、もう戻れない日々だと やおら気付き 思い知らされます。
記憶を呼び覚ます糸口は日常のあらゆる処に散らばっています。信号が脳のシナプスに伝わり連鎖反応が始まります。
それは大変心地の良い気分です。もしかしたらデジヤブウのような感覚、或いはもやもやした霧がすっかり透明になるような気持ちの良さかもしれません。此処はノスタルジツクなムード溢るる雰囲気と痺れるような懐かしき品々で、貴方の魂を一気にタイムスリップさせるトンネル。
浸る想い
恋しさが募れば何時でも何度でもお越しください。その度きっとセンチメンタルな景色が飛び込んでくるでしょう。夢中に追いかけたものも、時が移り冷静に見ればそれはそれで、当時の燃える情熱が初々しく思え、どうにも切なくさせましょう。あの日の少年少女の気持ちを見付けて下さい。